ルナベル配合錠LD・ULDはオンライン診療で処方してもらえる?処方の流れと注意点
- 【読み】 るなべる
- 【呼称】 ルナベル
月経困難症の治療に使われる保険適用のピル(LEP製剤)であるルナベル配合錠LD・ULD(一般名:ノルエチステロン・エチニルエストラジオール)。LDとULDの2種類があり、ULDはエストロゲン量がより少ないため副作用が出にくいとされています。この記事では、ルナベルをオンライン診療で処方してもらえるのか、処方の流れや費用、注意点について医師が解説します。
ルナベルはオンライン診療で処方してもらえる?
結論:はい、医師が必要と判断した場合、オンライン診療でルナベルを処方してもらうことが可能です。
ルナベルは医師の処方が必要な医療用医薬品です。薬局やドラッグストアで直接購入することはできませんが、オンライン診療を利用すれば、自宅にいながら医師の診察を受け、必要と判断された場合に処方してもらうことができます。
ルナベルは月経困難症の治療薬(LEP製剤)であり、保険適用で処方されます。毎月の通院が負担に感じる方にとって、オンライン診療は便利な選択肢です。curon(クロン)では、全国どこからでもスマホやPCでピル処方に対応した医師のオンライン診察を受けられます。
なお、ルナベルにはジェネリック医薬品として「フリウェル」があります。先発品と同じ有効成分で、費用をさらに抑えたい方は医師にジェネリックについてご相談ください。
※ 処方する薬の種類は医師が判断します
※ LEPの処方には月経困難症の診断が必要です。すでに他院で診断を受けている方は比較的スムーズに処方を受けられます
ルナベルの基本情報
| 項目 | ルナベル配合錠LD | ルナベル配合錠ULD |
|---|---|---|
| 一般名 | ノルエチステロン・エチニルエストラジオール | 同左 |
| 薬効分類 | 経口避妊薬(EP配合剤)/LEP製剤 | 同左 |
| 適応 | 月経困難症 | 同左 |
| エチニルエストラジオール含有量 | 0.035mg(低用量) | 0.020mg(超低用量) |
| 用法 | 1日1錠を21日間服用し、7日間休薬 | 1日1錠を24日間服用し、4日間休薬 1日1錠を21日間服用し、7日間休薬 |
| 服用開始 | 月経第1日目から開始 月経の第1日目から5日目の間に開始 |
同左 |
| 製造販売元 | ノーベルファーマ(販売:あすか製薬) | 同左 |
| ジェネリック | フリウェル配合錠LD | フリウェル配合錠ULD |
| 保険適用 | あり(3割負担) | 同左 |
ルナベルLDとULDの違い
- LD(低用量):エチニルエストラジオールが0.035mg含まれています。21日間服用+7日間休薬のサイクルです
- ULD(超低用量):エチニルエストラジオールが0.020mg含まれています。1日1錠を21日間服+7日間休薬のサイクルです。
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処方の流れ
STEP 1 医療機関を探す
curonアプリまたはWebで、【婦人科】に対応した医療機関を検索します。 全国どこの医療機関でもオンラインで受診可能です。
STEP 2 問診内容
- 現在の月経周期、最終月経日
- 月経困難症の症状(月経痛の程度・日常生活への影響)
- ピル服用歴(種類・期間)
- 喫煙の有無(1日の本数も確認)
- 血栓症の既往歴・家族歴
- 服用中の薬やサプリメント
- 片頭痛の有無(前兆の有無)
- 妊娠の可能性の有無
- 希望するピルの種類(LD・ULD・ジェネリック等)
STEP 3 オンライン診察
予約した日時にスマホやPCでビデオ通話による診察を受けます。 医師が症状を確認し、【ルナベル配合錠】の処方が適切かを判断します。
※ 医師の判断により、別のお薬が処方される場合があります
STEP 4 処方箋の発行・お薬の受け取り
お薬の受け取り方法(クリニックにより異なります)
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 処方箋FAX | 処方箋をお近くの薬局にFAX。薬局で直接お薬を受け取れます |
| 配送 | お薬がご自宅に届きます |
オンライン処方にかかる費用
| 費目 | 金額目安 |
|---|---|
| 診察料 | 医療機関により異なる(保険適用) |
| お薬代(ルナベルLD) | 約1,500〜2,500円/月(3割負担) |
| お薬代(ルナベルULD) | 約1,000〜2,000円/月(3割負担) |
| お薬代(フリウェル/ジェネリック) | LD 約1,000〜1,500円/月 ULD 約1,000〜1,500円/月(3割負担) |
| curon利用料 | 330円/回 |
| 調剤料 | 薬局により異なる |
※ ルナベルは月経困難症の治療目的で処方されるため保険適用(3割負担)です
※ ジェネリック医薬品のフリウェルを選択すると、さらに費用を抑えることができます
※ LEPの処方には月経困難症の診断が必要です。すでに他院で診断を受けている方は比較的スムーズに処方を受けられます
オンラインで処方してもらう際の注意点
血栓症(VTE)のリスクに注意
ルナベルを含むピルの重大な副作用として、血栓症(静脈血栓塞栓症:VTE)があります。特に服用開始後最初の1年間はリスクが高いとされています。ふくらはぎの痛みやむくみ、突然の息切れ、激しい頭痛、胸の痛みなどの症状が現れた場合は、ただちに服用を中止し、医療機関を受診してください。
LDとULDの選択は医師と相談
ルナベルにはLDとULDの2種類があり、どちらが適しているかは症状や体質によって異なります。一般的にULDのほうが副作用が出にくいとされていますが、不正出血がLDより多い傾向もあります。切り替えを希望する場合は、必ず医師に相談してください。
定期的な検査が推奨されます
ルナベルを継続して服用する場合、定期的な検査(血液検査・血圧測定・子宮頸がん検診など)を受けることが推奨されています。オンライン診療で処方を受けている場合でも、年に1回程度は対面での検査を受けましょう。
喫煙者の方は制限があります
35歳以上で1日15本以上喫煙する方は、ルナベルを服用できません(禁忌)。喫煙は血栓症のリスクをさらに高めるため、問診時に正確に喫煙状況をお伝えください。
保険適用の超低用量ピルとの比較
| 項目 | ルナベルLD | ルナベルULD | フリウェルLD | フリウェルULD | ヤーズフレックス | ジェミーナ | ヤーズ配合錠 | ドロエチ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エストロゲン量 | 0.035mg(低用量) | 0.020mg(超低用量) | 0.035mg(低用量) | 0.020mg(超低用量) | 0.020mg(超低用量) | 0.020mg(超低用量) | 0.020mg (超低用量) | 0.020mg (超低用量) |
| 黄体ホルモン | ノルエチステロン | ノルエチステロン | ノルエチステロン | ノルエチステロン | ドロスピレノン | レボノルゲストレル | ドロスピレノン | ドロスピレノン |
| 服用サイクル | 21日+休薬7日 | 21日+休薬7日 | 21日+休薬7日 | 21日+休薬7日 | 最大120日連続+不正出血が3か続いたら休薬4日 | 77日連続+休薬7日 | 24日+休薬4日 | 24日+休薬4日 |
| 先発/後発 | 先発品 | 後発品 | 先発品 | 先発品 | 先発品 | 後発品 | ||
| 費用目安 (1シート/ 3割負担) |
約 550円 | 約 700円 | 約 360円 | 約 340円 | 約 2,250円 | 約 2,300円 | 約1,130円 | 約630円 |
| 特徴 | 国内で長い処方実績 | LDより副作用が出にくい可能性がある | ルナベルLDのジェネリック | ルナベルULDのジェネリック | 連続服用で月経回数を減らせる | 連続服用が可能で月経回数を減らせる | 24日+4日サイクルでホルモン変動が少なく、PMSやPMDDの改善効果も期待できる | ヤーズ配合錠のジェネリック |
※ 実際には処方箋料なども追加されます。
※ 費用は3割負担の場合の目安です。医療機関・薬局によって異なります
※ いずれも月経困難症の治療薬として保険適用されます。どの薬剤が適しているかは医師にご相談ください
よくある質問
Q.ルナベルはオンライン診療で処方してもらえますか?
A.はい、オンライン診療でも、医師が必要と判断した場合にルナベルを処方してもらうことが可能です。curon(クロン)ならスマホやPCで自宅から医師の診察を受けられ、お薬は自宅への配送もしくはお近くの薬局で受け取ることができます(対応方法はクリニックにより異なります)。ただし、月経困難症の診断が必要なため、初めての方は対面での検査を求められる場合があります。
Q.ルナベルLDとULDはどちらを選べばよいですか?
A.どちらが適しているかは、症状や体質によって異なるため、医師が判断します。一般的にULDはエストロゲン量が少ないため副作用(血栓症リスクや頭痛など
この記事の監修者
坂本 愛子
【経歴等】
1998年東京女子医科大学医学部卒、順天堂大学産婦人科学教室入局、2019年より現職。
【資格】
日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医(腹腔鏡&子宮鏡)
【プロフィール詳細・専門領域】
子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などを中心に、婦人科内視鏡手術を専門的に行っている。千葉県産科婦人科医学会性教育委員会の運営委員として、県内の学校等に産婦人科医を派遣する事業に携わり、自らも性教育講演を積極的に行っている。日本思春期学会性教育認定講師、日本家族計画協会思春期相談士、関東ジェンダー医療協議会理事、ちば思春期研究会理事、千葉県虐待対応協力医。
低用量ピルは、生理や妊娠を自分でコントロールできる大切な選択肢。大人だけでなく中高生にも、生理痛や予期せぬ妊娠から自分を守るための知識が届いてほしいと願っています。
このページは、オンライン診療サービス curon(クロン)を開発・運営する株式会社MICINにより運営されています。クロンは厚生労働省・経済産業省・総務省のガイドラインにも準拠した、初期費用・月額固定費用が無料で運営できるオンライン診療のシステムで、全国で多数のクリニックに導入されています。サービスの詳しい内容について、こちらをご覧ください。
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