公開日:2024年05月10日

フリウェルLD・ULD(一般名:ノルエチステロン・エチニルエストラジオール)とは

  • 【読み】 ふりうぇるえるでぃー・ゆーえるでぃー
  • 【呼称】 -

※2026年7月時点の情報を元に作成しています。

概要

フリウェル配合錠LD・ULDは、ノルエチステロン1mgとエチニルエストラジオールを含むLEP製剤で、ルナベル配合錠の後発医薬品です。LDはエチニルエストラジオール0.035mg、ULDは0.02mgを含みます。ULDはLDよりエチニルエストラジオール量が少ない一方、不正性器出血や月経回数の減少がLDより起こりやすいと報告されています(不正性器出血 LD60.0%/ULD81.1%、希発月経 LD14.1%/ULD35.8%)。症状や治療目標などを踏まえて医師が選択します。月経困難症の治療などに使用され、避妊を目的として承認された薬ではありません。

フリウェル配合錠には、製造販売元を示す「モチダ」「サワイ」「あすか」「トーワ」などの名称が付いた製品があります。有効成分と含有量は共通ですが、添加剤・錠剤の形状・識別表示等は製品ごとに異なります。実際に処方された製品名を確認してください。

フリウェル配合錠LD・ULDは、月経困難症の治療に加え、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整にも使用されます。服用期間は使用目的によって異なるため、医師の指示に従ってください。

ルナベルとの違い(後発品としての位置づけ)

フリウェルは、先発品であるルナベル配合錠と有効成分・用法が共通する後発医薬品です。生物学的同等性が確認されていますが、添加剤・錠剤の形状・識別表示・製造販売元がメーカーごとに異なります。他の製品からフリウェルへ切り替える場合や、フリウェル内で製造販売元が変わる場合は、処方された製品名・識別コードを確認してください。費用は医療機関・薬局によって異なります。共通する服用方法や血栓症の注意点は、ルナベル配合錠LD・ULD(一般名:ノルエチステロン・エチニルエストラジオール)とはをご覧ください。

対象となる疾病・症状

月経困難症、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整

フリウェルに期待できる効能・効果

月経困難症の治療、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整

フリウェルの服用方法

月経困難症の治療では、1日1錠を毎日一定の時刻に21日間経口投与し、その後7日間休薬します。以上28日間を投与1周期とし、出血が終わっているか続いているかにかかわらず、29日目から次の周期の錠剤を投与し、以後同様に繰り返します。

生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整で使用する場合は、通常14〜21日服用します。用法は使用目的によって異なるため、医師の指示に従ってください。

用法・用量に関する使用上の注意

(1)毎日一定の時刻に服用しましょう。

(2)飲み忘れがないよう、服用方法をよく確認しましょう。

(3)初めて服用する場合は、原則として月経第1~5日目に服用を開始してください。

(4)万一前日の飲み忘れに気付いた場合は、直ちに前日の飲み忘れた錠剤を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用してください。2日以上服薬を忘れた場合は、気付いた時点で前日分の1錠を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用したうえで、その後は服薬スケジュールどおり服用を続けてください。

その他の注意

・本剤を避妊目的で使用しないでください。

・受診の際は、問診、内診、基礎体温の測定、妊娠検査等により、妊娠していないことを確認します。

・服用中に激しい下痢、嘔吐が続いた場合には本剤の吸収不良をきたすことがあり、妊娠する可能性が高くなるので注意してください。

・年齢及び喫煙量により心血管系の重篤な副作用の危険性が増大するとの報告があるので、本剤を服用する方は禁煙しましょう。

フリウェルの主な副作用

主な副作用には、不正性器出血、月経回数の減少、頭痛、吐き気、月経過多、過少月経、下腹部痛、乳房の痛み・不快感などがあります。

フリウェルの重大な副作用

(1)足の突然の痛み・腫れ、突然の息切れや胸痛、激しい頭痛、手足の脱力・まひ、言葉のもつれ、突然の視力障害が現れた場合は、服用を中止し、直ちに救急医療機関を受診してください。

(2)呼吸困難、蕁麻疹、血管浮腫、そう痒感等(アナフィラキシー)があらわれた場合も、同様に直ちに救急医療機関を受診してください。

※警告・禁忌を含む使用上の注意等は製品添付文書をご確認ください。

フリウェルLD・ULDの処方を受ける方法

低用量ピルをコンスタントに服用するためには定期的に通院し医師の処方を受けることが必要ですが、ピルを服用する年代の女性は学業・仕事など日々の生活で忙しく、思うように来院の時間を作れない場合があります。オンライン診療は、こうした通院負担の軽減に役立ちます。

フリウェルは処方箋医薬品です。対面診療またはオンライン診療で医師の診察を受け、適切と判断された場合に処方されます。薬局で服薬指導を受け、条件によっては配送で受け取れる場合があります。海外通販や個人輸入の医薬品には偽造品や健康被害等のリスクがあります。

【参考文献】

フリウェル添付文書(PMDA電子添文・最新版・製造販売元別)

くすりのしおり

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