ロキソニンはオンライン診療で処方してもらえる?処方の流れと注意点
- 【読み】 ろきそにん
- 【呼称】 ロキソニン
解熱鎮痛薬として広く使われているロキソニン(一般名:ロキソプロフェンナトリウム水和物)。市販薬としても購入できますが、医療用のロキソニン錠は医師の処方が必要です。この記事では、ロキソニンをオンライン診療で処方してもらえるのか、処方の流れや費用、注意点について医師が解説します。
ロキソニンはオンライン診療で処方してもらえる?
結論:はい、医師が必要と判断した場合、オンライン診療でロキソニンを処方してもらうことが可能です。
医療用のロキソニン錠60mgは医師の処方が必要な医薬品です。市販のロキソニンSとは異なり、医師の診察を受けたうえで処方されます。オンライン診療を利用すれば、自宅にいながら医師の診察を受け、必要と判断された場合に処方箋を発行してもらうことができます。
curon(クロン)では、全国どこからでもスマホやPCで発熱診療に対応した医師のオンライン診察を受けられます。発熱や頭痛がつらいときに外出せずに受診できるのは大きなメリットです。
お薬の受け取り方法(クリニックにより異なります)
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 処方箋FAX | 処方箋をお近くの薬局にFAX。薬局で直接お薬を受け取れます |
| 配送 | お薬がご自宅に届きます |
ロキソニンの基本情報
| 一般名 | ロキソプロフェンナトリウム水和物 |
|---|---|
| 薬効分類 | 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs) |
| 適応 | 解熱・鎮痛・抗炎症(急性上気道炎の解熱・鎮痛を含む) |
| 用法 | 解熱・鎮痛:1回60mgを頓用(原則1日2回まで、1日最大180mg) |
| 保険適用 | あり(3割負担) |
| 製造販売元 | 第一三共 |
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処方の流れ
STEP 1 医療機関を探す
curonアプリまたはWebで医療機関を検索します。全国どこの医療機関でもオンラインで受診可能です。
STEP 2 問診内容
- いつから症状が出ているか
- 現在の症状(発熱・頭痛・喉の痛み・関節痛など)
- 発熱の程度と経過
- 服用中のお薬やアレルギー(特にNSAIDsアレルギー)
- 胃腸障害や消化性潰瘍の既往歴
- 喘息の既往歴
- 妊娠の可能性の有無(女性の場合)
STEP 3 オンライン診察
予約した日時にスマホやPCでビデオ通話による診察を受けます。医師が症状を確認し、【ロキソニン】の処方が適切かを判断します。
※医師の判断により、別のお薬が処方される場合があります
STEP 4 処方箋の発行・お薬の受け取り
オンライン処方にかかる費用
| 費目 | 金額目安 |
|---|---|
| 診察料 | 医療機関により異なる |
| お薬代 | ロキソニン錠:数十円~数百円程度(3割負担) |
| curon利用料 | 330円/回 |
| 調剤料 | 薬局により異なる |
※ロキソニンは保険適用の医薬品です。自己負担割合は年齢等により1〜3割です(6〜69歳は3割)
※症状に応じて、抗ウイルス薬や胃薬なども処方されることがあります
※3割負担の場合、合計費用の目安は約2,000〜4,000円程度ですが、医療機関や薬局、他の処方薬によって異なります
※発熱の原因がインフルエンザやコロナと診断された場合、抗ウイルス薬が別途処方されることがあります
オンラインで処方してもらう際の注意点
15歳未満のインフルエンザにはロキソニンを使わない
ロキソニンを含むNSAIDsは、15歳未満のインフルエンザ患者にはインフルエンザ脳症やライ症候群のリスクがあるため使用が推奨されていません。お子さまの発熱には、アセトアミノフェン(カロナール等)が選択されます。成人のインフルエンザについては禁忌ではありませんが、医師の判断に従ってください。
空腹時の服用は避ける
ロキソニンは胃腸障害の副作用があるため、空腹時の服用は避け、食後に服用することが望ましいとされています。胃を保護するため、胃薬が一緒に処方されることもあります。
消化性潰瘍がある方は服用できない
消化性潰瘍のある方、重篤な肝機能障害・腎機能障害・心機能不全のある方、アスピリン喘息(NSAIDsにより喘息発作を誘発される方)には禁忌です。問診時に必ず既往歴をお伝えください。
妊娠後期の方は服用できない
ロキソニンは妊娠後期には原則として服用できません。また、妊娠初期から中期でも、必要な場合に限り、期間を限定して最少量を使う方針になるため、自己判断では使用しないでください。妊娠中の発熱にはアセトアミノフェン(カロナール等)が選択されるのが一般的です。妊娠の可能性がある場合は必ず医師にお伝えください。
解熱鎮痛薬であり、ウイルスそのものを治す薬ではない
ロキソニンは熱を下げたり痛みを和らげたりする対症療法の薬です。インフルエンザやコロナの原因ウイルスを直接攻撃する薬ではありません。ウイルスの治療が必要な場合は、医師の判断で抗ウイルス薬(タミフル、ゾコーバ等)が併せて処方されます。
緊急度の高い症状の場合
緊急性の高い症状(呼吸困難、意識障害、ぐったりしている小児など)の場合は、オンラインではなく救急で受診しましょう。
※対面受診の目安:38度以上の高熱が数日続く、呼吸苦を伴うなど
他の解熱鎮痛薬との違い
| 薬剤名 | 分類 | 特徴 |
|---|---|---|
| ロキソニン | NSAIDs | 解熱・鎮痛・抗炎症作用が強い。胃腸障害に注意。15歳未満のインフルエンザには非推奨。 |
| カロナール | アセトアミノフェン | 胃への負担が少ない。小児・妊婦にも比較的安全に使用できる。抗炎症作用は弱い |
| ボルタレン | NSAIDs | 強力な抗炎症作用。インフルエンザの小児には禁忌 |
※どの薬が適しているかは医師が判断します
よくある質問
Q.ロキソニンはオンライン診療で処方してもらえますか?
A.はい、オンライン診療でも、医師が必要と判断した場合にロキソニンを処方してもらうことが可能です。curon(クロン)なら自宅からスマホやPCで医師の診察を受けられ、お薬は自宅に配送もしくはお近くの薬局で受け取ることができます(対応方法はクリニックにより異なります)。
Q.インフルエンザのときにロキソニンを飲んでも大丈夫ですか?
A.成人のインフルエンザでロキソニンを使用することは禁忌ではありませんが、15歳未満のお子さまにはインフルエンザ脳症やライ症候群のリスクがあるため使用が推奨されていません。お子さまの解熱にはアセトアミノフェン(カロナール等)が適しています。
Q.市販のロキソニンSと処方のロキソニンは何が違いますか?
A.有効成分は同じロキソプロフェンナトリウムですが、医療用のロキソニン錠は医師の診断に基づき処方されるため、症状に合わせた用量や服用期間の指示を受けられます。また、保険適用で費用を抑えられる場合があります。
まとめ
ロキソニンは、オンライン診療で処方を受けることが可能な解熱鎮痛薬です。発熱や頭痛、喉の痛みなどの症状緩和に使われますが、ウイルスそのものを治す薬ではないため、インフルエンザやコロナの場合は抗ウイルス薬と併せて処方されることがあります。
curonなら全国どこからでもスマホやPCで受診できますので、発熱がつらいときは早めにオンライン診療で医師に相談しましょう。
この記事の監修者
中路幸之助
【経歴】
1991年に兵庫医科大学を卒業後、 兵庫医科大学、獨協医科大学を経て、1998年 医療法人協和会に所属。
2003年から現在まで、医療法人愛晋会中江病院の内視鏡治療センターで臨床に従事している。
専門分野はカプセル内視鏡・消化器内視鏡・消化器病。学会活動や論文執筆も積極的に行っており、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本消化器病学会専門医・指導医・学会評議員、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・学術評議員、日本消化管学会代議員・近畿支部幹事、日本カプセル内視鏡学会認定医・指導医・代議員を務めているほか、 米国内科学会(ACP)の上席会員(Fellow)でもある。
【所属学会・資格】
・日本消化器内視鏡学会 学術評議員
・日本消化器内視鏡学会 指導医
・日本消化器病学会 指導医
・日本消化器病学会 本部評議員
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
・日本内科学会 総合内科専門医
・米国内科学会 上席会員
【所蔵】
・医療法人愛晋会中江病院 内視鏡治療センター
【専門領域】
・カプセル内視鏡
・消化器内視鏡
・消化器病
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