公開日:2024年05月10日

ヤーズフレックス配合錠とは?効果・飲み方・副作用とヤーズとの違い

  • 【読み】 やーずふれっくすはいごうじょう
  • 【呼称】 -

※2026年7月時点の情報を元に作成しています。

概要

ヤーズフレックス配合錠は、1錠中にドロスピレノン3mgとエチニルエストラジオール0.020mgを含有する低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤(LEP製剤)です。電子添文の効能は3つあり、子宮内膜症に伴う疼痛の改善、月経困難症、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整に用いられます。避妊目的には使用できません。

ヤーズフレックスは、ヤーズと同一の有効成分・剤型ですが、承認された効能・効果、用法・用量、ならびに1シートの錠剤構成が異なる製剤です。28錠すべてが実薬で構成されており、毎周期固定の休薬を設けないフレキシブル投与が可能です。月経困難症を対象とした国内試験では、フレキシブル投与群は24日服用+4日休薬群と比べ、評価期間中の月経痛を伴う日数が少ない結果でした。

対象となる疾病・症状

子宮内膜症に伴う疼痛、月経困難症、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整

ヤーズフレックスに期待できる効能・効果

子宮内膜症に伴う疼痛の改善、月経困難症、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整

ヤーズフレックスの服用方法

ヤーズフレックスの飲み方は使用目的によって異なります。子宮内膜症に伴う疼痛では24日目までは出血の有無にかかわらず連続服用し、25日目以降に出血が3日連続した場合または連続120日に達した場合に4日間休薬します。月経困難症ではこの方法に加え、24日間服用して4日間休薬する方法も選べます。生殖補助医療では通常14〜28日間連続服用します。休薬後は出血が終わっているか続いているかにかかわらず、連続投与を開始します。自己判断で休薬日や服用期間を変えず、医師の指示に従ってください。

用法・用量に関する使用上の注意

(1)毎日一定の時刻に服用しましょう。

(2)休薬期間は4日間を超えないようにしてください。

(3)飲み忘れがないよう、服用方法をよく確認しましょう。

(4)服用開始日について:初めて服用する場合は、月経第1日目から服用を開始してください。服用開始日が月経第1日目から遅れた場合、飲みはじめの最初の1週間はホルモン剤以外の避妊法を併用してください。

(5)万一前日の飲み忘れに気付いた場合は、直ちに前日の飲み忘れた錠剤を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用してください。2日以上服薬を忘れた場合は、気付いた時点で前日分の1錠を服用し、当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用したうえで、その後は当初の服薬スケジュールどおり服用を続けてください。

その他の注意

・本剤を避妊目的で使用しないでください。

・受診の際は、問診、内診、基礎体温の測定、妊娠検査等により、妊娠していないことを確認します。

・服用中に激しい下痢、嘔吐が続いた場合には本剤の吸収不良をきたすことがあり、妊娠する可能性が高くなるので注意してください。

・年齢及び喫煙量により心血管系の重篤な副作用の危険性が増大するとの報告があるので、本剤を服用する方は禁煙しましょう。

・他の薬やサプリメントを使用している場合は、処方前にすべて医師・薬剤師に伝えてください。特に腎臓の病気がある人や、血清カリウム値を上げる薬(カリウム製剤・ACE阻害薬・ARB・カリウム保持性利尿薬・一部のNSAIDs等)を使用している人は、高カリウム血症のおそれがあるため注意が必要です。重篤な腎障害・急性腎障害のある人は使用できません。

ヤーズフレックスの主な副作用

主な副作用には、頭痛、性器出血、不規則な子宮出血、吐き気、月経痛、下腹部痛などがあります。出血量が多い・長く続く・月経が来ない場合は処方医に相談してください。

ヤーズフレックスの重大な副作用

足の突然の痛み・腫れ、突然の息切れや胸痛、激しい頭痛、手足の脱力・まひ、言葉のもつれ、突然の視力障害が現れた場合は、服用を中止し、直ちに救急医療機関を受診してください。

※警告・禁忌を含む使用上の注意等は製品添付文書をご確認ください。

ヤーズフレックス配合錠の処方を受ける方法

ヤーズフレックスは処方箋医薬品です。対面診療またはオンライン診療で医師の診察を受け、適切と判断された場合に処方されます。薬局で服薬指導を受け、条件によっては配送で受け取れる場合があります。症状や検査の必要性によっては対面受診が必要です。海外通販や個人輸入による医薬品の購入は避けてください。生殖補助医療での使用は、不妊治療の知識・経験を持つ医師のもとで行われます。

ヤーズとの関係

ヤーズフレックスは、ヤーズと同一成分で共通する文章が多い製剤ですが、承認用法が異なるためURL統合は行いません。ヤーズフレックスは「ヤーズとの違い・28錠すべて実薬・フレキシブル投与+24日4日休薬・子宮内膜症に伴う疼痛・生殖補助医療」に特化し、ヤーズ(ヤーズ配合錠)は「24実薬+4プラセボの28日周期・月経困難症」を中心に解説しています。

【参考文献】

ヤーズフレックス配合錠添付文書(PMDA電子添文・最新版)

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